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トノサマバッタ Locusta migratoria

 青森県内では各地の草原や河川敷等で見られるバッタである。かつては普通に見られたが、草原の減少に伴い年々減少している様である。県内に生息するバッタの中では最大種で飛翔力も強い。体色は緑色型と褐色型がある。

・体長:35〜65mm
・青森県内での発見難易度 ★★

トノサマバッタ 岩手県軽米町産
2011年8月採集



文章、写真:市川 裕二
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クルマバッタモドキ Oedaleus infernalis

 海岸の草地や平地の荒地や裸地、丈の低い草地等に見られるバッタ。生息地での個体数は多い。体色は緑色型と褐色型がある。♂♀共に翅を開くと後翅に黒い帯があるのが特徴で、クルマバッタと似ているが、クルマバッタは青森県には分布していないので、間違う事はない。

・体長:32〜45mm
・青森県内での発見難易度 ★★

クルマバッタモドキ 三沢市砂森産
2011年8月採集



文章、写真:市川 裕二
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ヒナバッタ Chorthippus biguttulus

 平地から山地まで広く分布している普通種。海岸の草地や河原の土手から、山間部の草地まで見られ個体数も多い。稀にピンク色をした個体が発見され、その異様さからテレビや新聞等に取り上げられる事がある。

・体長:♂19〜30mm
・青森県内での発見難易度 ★

ヒナバッタ 三沢市砂森産
2010年8月採集。


中泊町若宮 2011年7月撮影


文章、写真:市川 裕二
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