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オオカマキリ Tenodera aridifolia

 青森県内では各地の草原等で見られるカマキリで珍しい種ではないが、草原の減少に伴い昔程普通には見られなくなった。体色は緑色型と褐色型がある。住宅地でも時々見かける事がある、馴染み深いカマキリでもある。

・体長:♂68 〜92mm、♀77 〜105mm
・青森県内での発見難易度 ★

オオカマキリ 三沢市産
2005年9月採集



文章、写真:市川 裕二
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ウスバカマキリ Mantis religiosa

 青森県内では各地に分布していると思われるが、少なく珍しいカマキリである。県内で普通に見られるオオカマキリより、二回り位小さく見分けるのは容易だが、コカマキリ(温暖化により津軽地方の一部でも見られる様になった)と大きさは同じ位なので、見分けるには注意が必要。平地の草原や河川敷等に生息し、夜間灯火にも飛来する。

・体長:50〜60o。
・青森県内での発見難易度 ★★★★
・青森県レッドリスト:重要希少野生生物 Bランク

ウスバカマキリ 六ヶ所村平沼産
2010年8月採集



文章、写真:市川 裕二
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