・名前:田野岡嗣典(たのおかつぐのり)
・国籍:不明
・年齢:不詳
・行動:背後に立つと撃つ
・趣向:サバイバルゲーム、山野草(野生ラン)
    コミック本収集、熱帯魚(グッピー)
    チョコエッグ動物シリーズ収集(ほぼコンプリート)
・肩書き:谷地田町内会会長
     八工大二高後援会副会長
     八戸青年会議所シニアクラブ会員
     八戸商工会議所シニアクラブ会員
・昆虫:日本のカミキリ(約650種コレクション)、クワガタ、セミ、コガネ、     チョウ、トンボ、世界の昆虫
自己紹介
 5人兄弟の末っ子として生まれる。幼少の頃からカギッ子で八戸幼稚園へ市営バスで通っていたが、帰ってくるとすぐ捕虫網(当時はタモ)を持って、近所や南部山へ昆虫採集に行く幼年時代だった。私の年代の小〜中学校の男子は夏休みの自由研究は7割方昆虫採集標本だった。その時、佳作であれば今は冷めていたと思うが、なまじっか金賞を取っていた為そのまま大人になってしまった。
 中学校の頃の悔しい思い出が八戸市南部山の沼(当時は高館沼と呼んでいた)で、初めて見たチョウトンボが採れず、高校生に採集された事、また、その頃よく自転車で6時間かけて十和田湖までクワガタやカブトムシを採りに行っていたが、初めてオオクワガタの♂を採ったときの感動は今でも忘れない。

9-VII-1972 採集(65.6mm)
青森で一番古いオオクワ標本?

 大人になってからは友人の弘前市の尾崎俊寛氏より当時発見されたばかりのタテヅノマルバネクワガタを頂き、自分も若いうちに採集に行かなければと勤めていた会社を退職し、1年ほどかけて南西諸島の石垣島、与那国島、沖縄本島、奄美大島、屋久島など、オートバイで採集旅行へ出かけた。植物の知識は全くなく、持って行ったのは重い発電機と沢山の蛍光灯とカミキリニュースだけであった。ホスト(食樹)の名前は知っていても現地でその木が判らない。色々トラップなど仕掛け試行錯誤して判明した樹木も多い。金も底を尽き、夜中に海にもぐってゴシキエビ(イセエビの巨大なもの)や貝類、魚類を採って食料にしたり、石垣島では毒蛇のサキシマハブ、沖縄本島ではホンハブを捕獲しては酒屋で換金したりと生活費の足しにした。現地で知り合った虫屋達とは今でもお付き合いをしている。

ヨツオビハレギカミキリ 鹿児島県奄美大島
1985-VI 材採羽脱

 現在では2児の父親として日々採集に明け暮れている。何処の昆虫研究会でもそうであるが、年配者中心の会で若手が少なくなっていることを危惧し、現在は若手の育成に努めている。虫好きの子供たちが少しでも増えることを願って自宅で飼育したカブトムシ、クワガタムシ、アゲハチョウ類(他にもメダカ、バラタナゴなども繁殖させ自然に帰している)を毎年沢山放虫、放蝶している。今は息子の直樹(小学6年)も虫屋にすべく、夜な夜な灯火採集に引っ張りまわしているオヤジである。

2012-8-30 十和田市にて灯火採集
息子直樹
ムネアカセンチコガネ異常型
十和田市 4-VIII-2004 田野岡直樹採集
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